私は認められる存在になりたい。輝く時間を選択して生きる!
頑張っているのに、「認められている」と感じられない。
一生懸命やっているのに、「このままじゃだめだ」と自分で自分を責めてしまう…。
そのように感じて、苦しくなっていませんか?
モヤモヤとした気持ちの中で、迷子になっていませんか?
人には誰でも、「認められたい」という欲求があります。
この欲求が満たされないと、「自分の居場所がない…」「私なんて…」「仕方がないから働いている…」などと
自分に自信が持てなくなってしまいます。
「あの人は輝いているのに!」とまわりの人と比べて落ち込んでしまう人もいます。
「もっと頑張らなくては!」と頑張り過ぎて自分を追い込んでしまい、精神的につらくなったり、
身体を壊してしまう人も少なくありません。
どうすれば、活躍に見合う輝く生き方ができるのでしょうか。
この記事では、あなたがまわりから認められ、輝くための条件についてご紹介します。
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まわりから認められる前に!
「まわりから認められる存在になりたい」と焦るあまり、まわりの人の意見を優先して、
自分の意見や感覚を後回しにしていませんか?
じつは、それは逆効果です。
まわりの目を気にして行動することで、自信や輝きを失い、「認められる存在」から遠ざかってしまいます。
私もそのような経験をしたことがあります。
会社員時代、とにかくまわりの人から認められたかったのです。
「なぜ?どうして?どんなふうに認められたいの?」
そんなことを考えても答えはなく、ただ「認められたい」。
仕事で頑張っていることを。数字では見えない成果を。
頑張ることを楽しいと感じていましたし、実際にとても頑張っていたと思います。
仕事が休みの日は、自己啓発に時間とお金をかけ続けました。
自己啓発は自分の栄養になる時間です。今も計画的に時間を充てています。
知らなかったこと、興味のあることを勉強する時間は面白いですね。
そして、そこに集まる仲間は、持っている悩みや目指す方向が同じなので、居心地がとても良いのです。
会社の人からは、「休みの日にまでよくやるね」「頑張りすぎじゃない?」と言われていました。
でも、なぜでしょう?
いくら自分を成長させても、まわりから認めてもらっている実感が持てませんでした。
「なにが足りないんだろう…」
「何をしたら気に入ってもらえるんだろう…」
「いや、頼りにされているのは分かる。でも、何かが違う…」
そんなモヤモヤを抱えていました。
自問自答を繰り返しながら、「これかも?」と思うことはどんどん手を出してきました。
私は不幸ではありませんでしたし、むしろ恵まれていたと思います。
良い会社、やりがいを感じる仕事内容、人間関係などすべて良好、特に何か不満があるワケでもなく…。
それでも、満たされている実感が持てなかったのです。
そして、やっとやっと気づいたことがあるのです。
それは「まず自分自身を認めて大切にする」ということです。
今、私たちに必要な『無条件の愛』とは
まわりから認められている人って輝いていますよね。
その人たちがどうして輝いて見えるのかを考えたことはありますか?
じつは、まわりから認められる人に共通しているのは、自分自身を無条件に大切にしている点です。
「自分自身への無条件の愛」が、人を輝かせるのです。
では、どうすれば自分自身を無条件に大切にしていることになるのでしょう。
- 美容にお金をかける?
- 美味しいものを食べる?
- パートナーに恵まれる?
いいえ、美容にお金をかけても、美味しいものを食べても、パートナーに恵まれても、
それは自分自身を無条件に大切にしているとはいえません。
美容にお金をかけるのは、「美しい自分」という条件付きの自分への欲求を満たす行為です。
美味しいものを食べることは、「まわりから認められたい」という社会的な欲求を満たすのもではなく、
生理的欲求を満たすものです。
パートナーに恵まれることは、自分自身の輝きではありません。
自分を無条件に大切にするということは、ありのままの自分自身を常に認め、ねぎらうことです。
もしかすると、もうあなたはすでに「よく頑張ってるね!」と自分に声をかけているかもしれません。
じつはよく誤解されることなのですが、自分自身へ「よく頑張ってるね!」と言葉をかけることは、
無条件のねぎらいではありません。
「頑張る」という条件付きのねぎらいなのです。
セカンドキャリア世代の私たちに今必要なこと、それは自分自身を無条件に愛すること。
あなたが輝くための基盤となります。
そしてそれは簡単なようで、とても難しいのです。
『無条件の愛』を邪魔するのもの
仕事で一息つくと「もっとできるはずだったのに…」「まわりと比べて成長が遅い…」「私って能力がない…」
などと、自分を責めてしまっていませんか?
このように自分を責めることに、多くの時間を費やしてしまうと、
自分自身が、「自分に愛されていない」「自分から大事にされていない」と感じてしまいます。
もちろん、反省は大切です。
しかし度を越した反省は、自分自身をいじめることになってしまいます。
自分を成長させたい、自分を大事にしたい、キャリアアップしたいと思っている方に、
「あなたの課題は何ですか?」という質問を投げかけると、わりと早めに答えは返ってきます。
課題を探してしまうという習慣が身についているのでしょう。
一方で、「あなたは何をしたいのですか?」「あなたの長所は何ですか?」と質問されたときはどうでしょう。
すぐに「私の課題はここです!」と答えることができても、
「私の長所はこんなところです!」「これは自信があるんです!」と言える方がすごく少ないのです。
自分に興味を持っている方が少ないと感じています。
自分を責めるための課題探しに、多くの時間を使うことを望んでいますか?
時間は人生そのものです。
どうぞご自身に、「楽しくワクワクするための時間って何?」と問いかけてみてください。
人生100年時代です。
何歳からでも、成長することができる喜びを考えてみませんか。
『無条件の愛』を邪魔するものは、自分自身に条件を出していることです。
これは、ありのままの自分を愛せず、条件付きで生きている人のデメリットです。
「今すぐ結果を出す」という条件付きで自分自身を見ていると、無条件に自分を愛することができず、
自分を責めてしまうのです。
そして、自分の心の中にある数えきれないほどの負の思い込みも、『無条件の愛』の邪魔をします。
思い込みを手放し、ありのままの自分の心の世話ができるようになりましょう。
そうすれば、ゆっくりと上手に自分自身を成長させていくことができます。
『無条件の愛』、はじめませんか?
今日はどんな一日でしたか?どんないいことがありましたか?
もし、いいことが見つからない方も、安心してください。
これから、自分自身を無条件に大切にする簡単なテクニックをお伝えします。
あなた自身を鏡に映してください。
そして、鏡に向かって「自分らしさ探し」をしてください。
鏡の中のあなたが笑顔になるまで、「よくやってるね!」と声をかけてください。
これが最初のステップです。
例えばこんな感じです。
「目尻の小じわが増えたね。笑ってる時間が多くなったからだね!」
最初はうまくできずに、手ごたえを感じられないかもしれません。
「いや、そんなことはない…」「もっと頑張れるはず…」「まわりの人に比べると…」などと、
自分からのねぎらいを無条件に受け入れられず、条件付きの考え方をしてしまうかもしれません。
しかし続けていると、自然と笑顔になります。
それが、無条件に自分を愛する第一歩です。
すると、あなたの笑顔であなた自身を癒すことができるのです。
自分自身が癒され心に余裕が持てれば、あなたに輝く時間が訪れます。
その輝きは、条件付きで生きているときのように、泡のようにあっという間に消えるのではなく、
無条件に長く輝き続けます。
あなたも輝き続ける時間を、自分自身で選択して生きてみませんか?
あなたを輝かせる運命はあなたの中にきっとある
2021年4月4日、奇跡的に復活した池江璃花子選手。
競泳女子100メートルバタフライで優勝、レース後のインタビューの一部です。
まさか、100(メートル)で優勝できると思ってなかったですし、5年前のオリンピック選考会よりも、
ずっと自信もなかったし、自分が勝てるのは、ずっと先のことだと思ってたんですけど。
勝つための練習もしっかりやってきましたし、最後は『ただいま』っていう気持ちで
このレースに入場してきたので、自分がすごくつらくてしんどくても、
努力は必ず報われるんだなんていうふうに思いました。
2019年2月12日、東京オリンピックを目指していた彼女は、白血病に冒されていることを発表しました。
当時、絶望と不安の中にいたのではないでしょうか?そして、彼女は希望を持ちました。
それは、2024年のオリンピックパリ大会へ出場することでした。
ところが、あきらめていた東京オリンピックの代表選手に選ばれたのです。
運命=天職の力
池江選手の起こした奇跡は、世界のどれだけの人に勇気と希望を与えたのでしょうか?
誰かの人生の一コマに関わり、その人に「あなたと出会えてよかった!」と言ってもらえる。
これこそが運命の仕事、天職の力です。
あなたも池江さんと同じように、誰かの人生の一部に関わり、
その人たちに希望、勇気、豊かさ、喜び、幸せを提供することができるのです。
それでは、どうしたら毎日がワクワクできる、あなただけの天職を見つけることができるのでしょう。
運命の仕事に出会える人は1%
あなたは今、やりたい仕事をしていますか?
無条件に自分を愛するテクニックで自分自身を笑顔にし、癒せるようになったあなたでも、
この質問には「はい」と笑顔で答えるのは難しいかもしれません。
でも大丈夫。今はそれでいいのです。
なぜならば、ある研究によると、運命を左右する天職に出会える人は「100人に1人」だといわれています。
つまり99%の人は、自分だけの運命の仕事「天職」というワクワクした仕事が見つからないのです。
天職に出会うための計画と予行練習が大切です
天職が見つからないとき、「今の仕事、嫌だな」「仕事を変えようかな」と考える人も多いはずです。
でも焦らないでください。
運命を変える天職が見つかる人はたった1%です。
もし、今の仕事に不満があっても、すぐに会社を辞めないでくださいね。
セクハラ、パワハラ、モラハラがひどく、メンタル的に耐えられないなら、会社を変わることも必要でしょう。
それでも、会社を辞めることには大きなリスクがあります。
そして転職をしても、あなたが運命の仕事に出会えるとは限りません。
次のセクションで詳しくお話しますが、じつはあなたの「もっともつらい乗り越え体験」の中に、
運命の仕事に出会うヒントがあります。
転職によって「乗り越え体験」の機会を逃し、逆に天職に出会える可能性を下げてしまう場合があるのです。
天職を仕事にできたら、毎日ワクワクして輝くことができます。
しかし、天職にもストレスは伴います。
ストレスは、身体的・精神的な苦痛に繋がるという悪いイメージがあるかもしれません。
ところがストレスには、人を成長させるという良い面もあるのです。
あなたがこれから運命の仕事を見つけたいのなら、今の状況がどうあれ、その場所で美しく咲いてください。
その場所で美しく咲くとは、目の前の仕事を一生懸命にすることです。
別の言葉で表現すると、マインドフルネスな生き方をすることです。
目の前の仕事に一生懸命に取り組むと、自分と未来を信じる力が研かれていきます。
そして、困難な場面を乗り越えた体験が、あなたを成長させ、運命の天職に導いてくれます。
運命的に天職と出会っても、今いる場所で咲けていなければ、天職が逃げてしまいます。
だから、天職で生きていく本番の前に、今の環境で予行練習してください。
そして、運命の仕事=天職から、逃げられないようにしてください。
運命の仕事に出会う方法!
あなたは人生でいろいろなことを乗り越えてきましたね。
先にも少し触れましたが、天職を見つけるためのヒントは、もっともつらい乗り越え体験の中にあります。
それでは、いよいよ天職を見つける方法についてご紹介します。
天職の見つけ方
まず、あなたがすでに乗り越えた体験の中で、もっとも大きくてつらい経験を思い出します。
そして、自分に向かってこのように質問してください。
「乗り越えるために、どんな工夫をしましたか?」
「乗り越えて、誰に感謝していますか?」
「乗り越えて、何を学びましたか?」
「つらかったときと同じような境遇の方がいたら、どのように支援しますか?」
例えば、先ほどの池江璃花子さん。
つらい白血病の治療を乗り越えて、見事オリンピックの代表に選ばれました。
彼女の5年後、10年後のキャリアを思い描いたとき、水泳のコーチではとどまらないでしょう。
きっと彼女は現役引退後、白血病を克服した自身の壮絶な乗り越え体験を活かし、
絶望と不安の中から「希望」を見つけていく生き方を支援されていくことでしょう。
まわりから応援されるために、まずは今いる場所で美しく咲くことを考えてみてください。
「私は目の前の仕事を一生懸命やれている」と自信が持てるまで。
マインドフルネス=今の自分を大切にする生き方をすることです。
目の前の仕事に一生懸命に取り組みながら、自分と未来を信じる力を研いてください。
そして自分と未来を信じて、5年後、10年後をどんなふうに生きているのかをイメージしてください。
イメージはプライスレスです!
どうぞ手加減せずに、あなたの理想を、あなたの望む未来を自由に思い描いてください。
「海の見えるオシャレな白い家で、愛するペットと暮らしている…」
「休みの日はいつも賑やかで、気心の知れた大切な仲間に囲まれている…」
「静かな森の家に住み、暖炉の横の椅子で過ごす時間を味わっている…」
自分の夢を描き、未来への道を整える「自己理解」。
これが、天職に出会う準備です。
これまでのたくさんの人生経験の中で、自分自身を笑顔にし、さまざまなことを乗り越え、
今ある場所であなたらしく咲けるようになったなら、出会った天職に逃げられることはありません。
あなたの望む未来が明確になれば、私たちの心はそれを叶えるための情報を集めてくれるからです。
少し試してみましょう。
目をつむって、あなたのまわりにある「青いもの」を探してください。
いかがですか?
きっとたくさん見つかったのではないでしょうか。
そうです。意識するだけなのです。
見えているつもりで見ていなかったものでも、意識すれば見つけることができるのです。
今、あなたの意識が青いものを探してくれたように、あなたが望む未来がはっきりとすれば、
私たちの心は「それ」を見つけはじめるのです。
運命はすでにあなたの背中にくっついている
私は一部上場企業で、売上貢献やブランド運営で成果を上げてきました。
しかし上司からは「君には謙虚さがない!」と言われ、全く評価されませんでした。
「仕事ができても満たされない…。謙虚さって何だろう。どうすればいいの…?」
そんなモヤモヤした時間が長く長く続きました。
ところがある日、「謙虚さが足リない」という言葉を、今までも何度か言われていたことを思い出しました。
なぜ忘れていたのか?
それは、以前の私は、まわりからの「評価」を気にしていなかったのです。
私は自分のしたいように結果を出していれば満足でした。
いつのまにか芽生えた「評価されたい!」という強い願望が、私の意識の中からその言葉を拾ったのでしょう。
「評価されるためには、謙虚さを理解して成長することが必要なんだ」と。
あなたも後ろを振り返ってみてください。
あなたが今までの過去の経験で得た知識、能力、価値観は、自分の目には見えない背中に積み重なっています。
さて、「評価されたい」という願望は、
心理学者アブラハム・マズローが提唱した、マズローの欲求5段階説の上から2番目『承認欲求』です。
そこで私は、「まわりから認められ評価されるには、どうしたらいいのか?」
「謙虚さを身につけて成長するには、どうしたらいいのか?」を徹底的に考えました。
すると1年後には人事部へ配属され、会社から高評価をもらうことができたのです。
そして私は、運命の天職に出会いました。
能力が高くても、組織の中でエレガントに生きることができない。
目に見える結果は出してるのに、目に見えない何かがあるために評価が低い。
頑張っていても評価されていないと感じている。
そう感じながら社会で頑張っている働く女性たちが、
この先もっと輝き、満たされた時間を自ら選択して生きられるように支援する!
この自分へのメッセージに気づき、私は会社を辞めて独立することを考え始めました。
そして10年、15年、30年先の未来を想像し、目的を決めたその後で、独立起業することを選んだのです。
もちろんまだまだこれからです。
私は今の自分よりも、10年後、15年後、30年後の自分の未来に期待をしています。
だから、今はまだ初めの一歩です。
この先の輝く人生を生きるために、キャリアを一つずつ、背中に積み重ねていくのです。
自分の背中は見えない。だから他人に見てもらうのです
あなたはこれまでの人生の中で、『失敗』『反省』『後悔』に、どれだけの時間を費やしてきましたか?
「もっとできるはずなのに…」「まわりと比べて成長が遅い…」「能力がない…」などと自分を否定すると、
輝く存在から遠ざかるだけではなく、自分のやりたいことや向いていることが見えにくくなってしまいます。
自分ではなかなか気づけないかもしれませんが、じつはその失敗や反省、後悔の中に、
あなたの運命の仕事=天職を見つけるヒントが隠れているのです。
自分で見つけることが難しいときは、専門家に相談してみましょう。
専門家の視点から見てみると、あなたの失敗や反省、後悔には、あなたの天職のヒントが溢れているのです。
どうか少しだけ、自分の心と向き合う時間を取ってみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
まわりから認められる存在になるためには、どうなりたいか目的を決めて、未来の道を思い描き、
準備することが大切です。
まわりからの評価ではなく、自分自身で自分を評価し、大切にすること。
まずは自分自身をねぎらい、笑顔になりましょう。
おかげさまで、今、私は豊かなワーク&ライフを過ごしています。
もちろん、不得意な仕事、面倒な人間関係、苦手な作業など、思い通りにいかないこともあります。
やっぱりどんな仕事を選んでも、嫌なことはありますね。
それでも私はこれからも、まずは置かれた場所で咲くために、受け入れてやってみるでしょう。
私はこれまでのキャリアの中で、
自分ひとりの価値観や今までの経験だけでは、気づけないことがたくさんあると学びました。
他人に評価され、認められ、自分の価値が発揮されるチャンスがあることを学びました。
そのためには謙虚さが大切だということを学びました。
それは自分では、なかなか気づけないかもしれません。
自分の運命の天職が知りたい場合には、専門家のアドバイスを受けることも有効です。
かつての私がそうだったように、あなたが本当にやりたいことや、気づけていなかった強みを
見つけることができるでしょう。
あなたの人生が輝く時間で満たされますように!